学生による学生のためのコミュニケーション学部の講義紹介

この講義紹介の成り立ちについて


山田 晴通(コミュニケーション学部助教授)

 ここでは、東京経済大学コミュニケーション学部で開講された講義を対象に、実際にその講義を受講した学生による講義紹介の文章を、集めております。

 本来、こうした企画は、大学が用意する講義案内、シラバスの類では伝わりきらない情報を広く共有するために、学生個人や学生団体がイニシアティブを執って運営されるべき性格のものです。私自身、学生だった二十年くらい前には、自治会活動の一環として、同じような趣旨の冊子を謄写版印刷で作っていました。
 コミュニケーション学部の開設とともに東京経済大学へ着任して以来、学生諸君といろいろな機会に話す中で、学生の側から見た講義紹介のページをネット上に構築する必要を説いて、学生諸君を「挑発」してきたのですが、なかなか実現には結びつきませんでした。
 そこで、1998年度のはじめから、お節介を承知で、自分で雛形を作った上で学生諸君に声を掛けてみたところ、何人かの諸君がコンテンツの提供をしてくれました。そして運営体制についても、できれば学生有志の自主管理でやってもらいたいと考え、いろいろと方法を模索したのですが、なかなかいい知恵はありませんでした。
 しかし、せっかく提供されたコンテンツを放置するわけにはいきません。そこで、最初に工事中の告知を出してから一年になるのを機に、本来なら教員である私が関わることは望ましくないことを承知の上で、私が世話人役をやってともかくこの「学生による学生のためのコミュニケーション学部の講義紹介」を正式に立ち上げることにしました。

 この「学生による学生のためのコミュニケーション学部の講義紹介」の特徴は、実際の受講者が実名で紹介文を寄せていることろにあります。
 この「学生による学生のためのコミュニケーション学部の講義紹介」は、個々の情報提供者が、個人の責任において発信する内容を並べたものです。世話人役としての私は、寄せられた情報をそのまま並べるだけで、内容について一切の関与・干渉はしません。
 東京経済大学の講義については、既に匿名を原則とした講義紹介のページ(東京経済大学総合研究所)があります。その主宰者も述べているように、確かに匿名による講義紹介、あるいは講義批評にしかできないことはたくさんあります。しかし、一方で、匿名を許容することで抜け落ちてしまう部分のあることも事実です。匿名/実名の問題に限らず、ポリシーの異なる様々な講義紹介から立体的に情報を得ることには、大きな意義があります。利用者の皆さんには、関連ページへのリンク集をご活用いただきたいと思います。
 なお、コンテンツの一部につきましては、コンテンツ作成者の意向によって同内容のコンテンツが他のサイトでも紹介されている場合があります。

 自分が受講したコミュニケーション学部の講義について、紹介文をお寄せいただける方は、ぜひご協力ください。在学生・卒業生の別を問いません。また、コミュニケーション学部と共通の講義を受講された他学部の方でも構いません。最低限の条件として、受講年度とお名前を明らかにして頂ければ、文章をそのまま掲出します。
 メールでご連絡頂ければ幸いです。
  yamada@tku.ac.jp


「学生による学生のためのコミュニケーション学部の講義紹介」

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