5/04/99　ビデオ大会

雨です。晴れろ！

ビデオ大会。一人。ガックシ。

『オースティン・パワーズ』最高。あんまし面白くないとかって噂でしたが、やっぱりマイク・マイヤーズ好きだ！最後の方の、巨体の韓国人の何でも屋が靴を投げるシーンはもしかして、『ジョニー・スウェード』のパクりってことはないでしょうか。「靴を投げるなんて女みたいだ。」とかいうセリフあったような気がする。しかしいろんなパクリがそこらじゅうにあるということなのだろうけど、全然わかんないのは世代のせいなんだろうなあ。私だってニヤニヤしたいんですけど。パクることで批評する精神。ホント好き、マイク・マイヤーズ。
『ラリー・フリント』『遥かなる大地へ』の2本はまあまあ。アメリカの話だなあと。
『遥かなる大地へ』はニコール・キッドマンとトム・クルーズ共演。オクラホマテリトリーの土地獲得のシーンは壮絶。ヨーイドンで走っていって好きな所に旗を立てて、「ここが俺の土地だ。」とした者がその土地の所有者になれるっていうのは知ってはいたがあんなんだとは。『遥かなる大地へ』はアイルランド人がアメリカへ移住する話だし、『オースティン〜』にもアイルランド人が出てくる。こないだの飲み会でもアイルランドのテレビを見てどうのこうのという話を友達から聞いていたばかりだったので、点と線が繋がった感じ。知りたいことがまた一つ増えた。

澁澤龍彦『エロティシズム』（中公文庫1984）読む。みんなこの本読んだでしょ？って感じ。だってそういえばあの人こんなこと言ってたっけなあっていう箇所が多々あるんだもの。しかしこういうことを言葉で考えたりするのは単純に楽しい。実際、言葉遊びとしての下ネタは大歓迎で大いに楽しめますが、オヤジ風味の猥談とか個人の経験を述べただけの話（例えば「オレは何人の女とやった」とかそういう話）はガックシきます。



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