山田晴通:担当講義科目


松商学園短期大学所属時:1986年度〜1994年度


このページでは、山田が東京経済大学に着任する1995年度より前に担当していた授業について、資料に基づいて情報を復元して紹介します。内容は、極めて断片的、限定的です。この時期に山田が担当した授業の詳細は、こちらをご参照ください。

松商学園短期大学(商学科)


1986年度(『昭和61年度 学生便覧』より)
商業学(1部・2部)      専任講師 山田晴通
 商業学は商学・商業論・流通論などとも呼ばれ,社会現象としての「商業」を様々な角度から研究する学問です。しかし,研究者の立場によって論じられる内容はばらついており,同じような題の教科書の中味が全然違うものであったりするくらい,人によって商業学のイメージはまちまちです。
 講義では,抽象的な議論は避け,具体的な事例を紹介することで,現在のわが国における商業の実態を全体的に理解できるようにします。前期は,基本的な原論に少し触れた上で,流通機構の多様な姿を歴史的展開を考慮しながら説明します。後期は,いろいろな規模・種類の商業集積(商店街など)の形態を紹介し,それらの競合関係の問題などについて論じます。
 講義では,原則として毎回プリントを配布し,それをテキストにします。従って,特に教科書は必要ありません。また,参考文献は講義中にも紹介します。しかし,最初に記したように,この講義で扱う内容は広義の商業学のごく一部でしかありませんから,一層勉強したい人は,参考文献などについて研究室まで相談に来て下さい。
マーケティング(1部・2部)      専任講師 山田晴通
 マーケティングの用語に慣れ,基本的な考え方を理解することを目標として講義を進めます。一年でマーケティング的思考の全体像がつかめるようにしますが,時間的制約もあって具体的なマーケティング技術の詳しい説明は充分できません。そこで,かなりの量の課題を各自で勉強してもらうことになります。頻繁にレポート提出を求めるので覚悟して下さい。
 講義では,原則として毎回プリントを配布し,それをテキストにします。従って,特に教科書は必要ありませんが,自主的に深く勉強したい人,あるいは教科書がないと不安な人は,さしあたり下記の本を読んで下さい。これ以外の参考文献は講義中にも紹介しますし,研究室に来てもらえばいろいろ紹介できると思います。
    上岡一嘉「マーケティングの知識」日本経済新聞社(日経文庫)
    村田昭治「現代マーケティング論」有斐閣
    コトラー「マーケティング・マネジメント(第4版)」プレジデント社

1991年度(『ゼミナール紹介 1991〜1992』より)
(当時のゼミは、1年時前期の途中=6月=から卒業時まで、同じゼミに所属することが原則だった。)
山田ゼミ      助教授 山田晴通 ー商業学ー
 今年度の山田ゼミは,ロック音楽の歴史と社会的背景について,学問的な立場から勉強していきます。さしあたりは,北中正和『ロック』(講談社現代新書・1985年)を教科書として,読んでいきますが,必要に応じて,レコードを聴いたり,楽譜を読んだり,歌詞や英文文献(の一部)を読んだりもする予定です。
 参加者は,音楽に関心があり,英米の現代史についても学ぶ意欲を持っていることが,望まれます。特に,以下の三項目のどれか一つ以上に該当する人を歓迎します。
 (1) ある程度,英語に自信がある。
 (2) 楽譜が読める,または,読めなくても楽器が何かできる。
 (3) レコード(CD)を収集している,または,これから収集を始めるための経済力がある。
 なお,2年夏の卒論指導合宿とは別に,合宿や見学会で出歩く機会もあると思います。アルバイトなどに忙し過ぎる人,休みは絶対休みたい,という人には向いていないゼミかもしれません。


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